2023.10.04
西陣の閑静な一角に佇む「宝鏡寺」は通常非公開の尼寺。紅葉の名所で知られ、本堂前庭の名木「一木百樹」のイロハモミジと一面の苔の鮮やかなコントラスト、皇女和宮ゆかりの「鶴亀の庭」を染める紅葉は屈指の美しさです。
最も紅葉が美しい時期を貸切り、本堂見学と尼僧の法話、庭園を望みながらの瞑想体験をご用意。また狩野探幽筆と伝わる「秋草図」や、日本画家・河股幸和筆「葡萄と鹿」などの襖絵、三井家ともゆかりの深い円山応挙作「子犬の杉戸絵」など円山派絵師による障壁画など壮麗典雅な美術品の数々もこころゆくまでご鑑賞いただけます。
尼門跡寺院に継承されてきた美と文化、そして法灯を受け継いできた尼宮たちへ思いを馳せる特別なひとときをお愉しみください。
■開催日:
11月17日(金)~30日(木)(11月21日、22日、27日、28日を除く10日間)
■時間:
ホテル出発 13:00~ 約2時間半(移動時間を含む)
■料金:
1名様 50,000円(13歳以上)
■定員:
1日 10名様(先着順)
■内容:
①尼寺内の見学(完全貸切)
②尼僧による法話
③瞑想体験
④お茶・お茶菓子付き
* ツアーガイドが同行いたします
* ホテルから宝鏡寺までの片道送迎付(現地解散)
歴代の皇女や公家の子女が住職を務め、「百々御所(どどのごしょ)」の御所号を持つ由緒ある尼門跡寺院。本尊の聖観世音菩薩が手に鏡を持っていたことから、宝鏡寺と名づけられたいわれをもつ。10月14日には「人形供養祭」が行われるほか、春・秋の「人形展」開催時のみ一般公開を行うことから「人形寺」とも呼ばれる。内親王遺愛の人形をはじめ、市松人形など数十体の人形を中心に貴重な寺宝を展示。天保年間に再建された本堂の襖絵、四季の風情を愉しめる美しい庭園、日野富子像などのほか、幼少期を過ごした皇女和宮の御遺品なども数多く伝えられている。
075-468-3100(ホテル代表)